黄色いナマズ!?が釣れたのでその正体を調べてみた
5/4の夜釣行、木曽川で黄色いナマズ!?が釣れましたのでそのお話をしていきたいと思います。
ちなみにその日の昼は家族で釣りに行って、チチブと手長エビをゲットしておりますのでそちらもぜひご覧ください。
さて夜釣行の方ですが、19:00からウナギ狙いに木曽川(立田上流)へ出かけました。まとまったアタリもない中、22:00近くですかね。ミミズ餌にヒットし、写真の魚が釣れたわけであります。
「なんだナマズかー・・・。ん?なんかやけに黄色いぞ。ナマズってこんな黄色かったっけ!?」と疑問に思ったわけです。そこでツイッターにその疑問を投稿してみると、心優しい方々が色々と教えてくださいました。
ナマズ釣れたけどナマズってこんな黄色かったっけ?🤔 pic.twitter.com/zw6FCvCXMb
— bikkypretty (@BikkyprettyShin) 2021年5月4日
それらをヒントに私なりに情報収集して、この魚が何なのかを調べてみました。
ナマズ
ナマズはナマズ目ナマズ科に分類される魚で、一般的なナマズと言えばこれを指します。よく見るこの魚ですね。釣った魚とは色も違いますが、背びれの大きさも違います。ナマズは背びれが退化しているので、釣った魚はナマズではないと言えます。
アルビノナマズ
黄金ナマズと呼ばれているもので、稀に環境変化で変色して白い個体もいるようですが、基本的には真っ黄色なナマズです。観賞用ではそこそこ高値で売られている釣るのは難しい魚のようです。アルビノナマズの写真を拝見しましたが、釣った魚とは違うようです。
アリアケギバチ
アリアケギバチはナマズ目ギギ科に分類されます。アリアケギバチはギバチという魚の中まで、アリアケと言う名が示す通り九州固有の個体となっています。釣った魚は愛知県の魚ですので違うということになります。では、ギバチなのでは?と調べましたが、ギバチは尾びれの切れ目がないようです。釣った魚は写真では見づらいですが切れ目があるので違うということになります。
コウライギギ
コウライギギはナマズ目ギギ科に分類されます。コウライギギはギギという魚の仲間で、コウライという名の通り中国からの外来種であります。写真を拝見すると釣った魚とそっくりです。ではコウライではなく普通のギギではないのかと調べましたが、コウライギギとギギの違いはひげの数で、コウライギギが4本、ギギが8本です。しっかりとひげの数を確認したわけではありませんが、4本が濃厚です。よって今回釣った魚は「コウライギギ」であると言えます。
ちなみにギギもコウライギギもですが、「ギーギー」と鳴くからギギと言う名前がついているようです。 確かに釣って地上に引き上げた瞬間からほぼひっきりなしに「ギーギー」言ってました。
まとめ
今回釣った魚は黄色いナマズ・・・ではなく、「コウライギギ」というギギの外来種でした。
ちなみにこの魚は昨年も一昨年も釣ったことがあります。ということは木曽川のこの地域はこの外来種に占拠されているのでは?と少し不安な気持ちになりましたが、ナマズ系の魚を深く知ることができて少し嬉しくなった釣行でもありました。
同じような魚を釣られた方の参考になれば幸いです。
愛用釣具
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